ぴょんすのくせに

ぴょんすのくせに、色々しゃべります。

負をぶつけてみました

好きを仕事にしよう!

ワクワクする仕事をしよう!

毎日を楽しく生きよう!

 

 

うーん、刺さらない。

そもそもワクワクってなんだよ。。。

  

そりゃ楽しく生きたいけどさ。

逆に楽しくない毎日はダメなんですか。

 

別に社会を変えようと思わないし、

自分を犠牲にして成し遂げないこともない。

 

 

僕のエネルギーは大抵負だ。

 

人よりできないことが多く、

負の感情を抱くことが多い。

 

もう社会人6か月目になるのに、

電話対応ですら多大なエネルギーが飛ぶ。

 

ただ、負があるたびに消し去ろうと思う。

きつくて居ても立っても居られないからだ。

 

学校と塾の拘束された学びに負を感じて、

受験はほぼ全て独学でやってのけた。

 

たまに現れる行動力も全部負が原点。

価値と自由を失った自分が怖すぎるのだ。

 

意識高く見られる時もあるかもしれないが、

結婚して温和に暮らせたらそれでいい。

 

強いビジョンも競争欲もある訳ではない。

それでも何故か人並みには行動できている。

 

それくらい負のエネルギーは痛烈だ。

そうやってここ23年生きてきた。

 

ただ、無駄に消耗する日常を通して、

ふと思うことがあった。

 

いつかは正のエネルギーを武器にしたい。

そっちの方が成果も出るのではないか。

 

ただし、現実は甘くない。

何度か試みたがしんどくなるだけだ。

 

そんなことばかり考えていたこの頃。

近くという理由で塩谷さんの講演に参加した。

 

 

結論、久しぶりに心が動かされた。

それは僕に通ずるエネルギーを感じたからだ。

 

「この方はたぶん負を源泉にしてる」

「それでなお力強さを兼ね備えている」

 

2時間の講演後、実際に聞いてみた。

 

「私、意識低い系だからね」

「負がなかったら何もしないと思います」 

 

これだよ!!!

ここ最近の悩みが晴れた気がした 。

 

そしてこの機会に書こうと思った。

クオリティよりリアリティのある負を。

 

長くなりましたがこれから本編。

 

 

 

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1.情報過多時代の自由と孤独

 

現代社会は情報社会だ。

大抵のことはネットに書いてある。

 

そしてこの情報社会が暴いたのである。

 

 

そう、幻想を。

 

 

いい高校に入れば幸せ。

いい大学に入れば幸せ。

いい会社に入れば幸せ。

たくさんお金があれば幸せ。

 

そして、何より豊かになれば、幸せ。

全部、幻想だったのだ。

 

30年前より遥かに物質的に豊かな現代。

それでもなお、多くの人は悩んでいる。

 

ヤリタイコトガワカラナイ

それもそうだ。今の世の中は自由過ぎる。

 

ジブンニジシンガナイ

それもそうだ。SNSで立ち位置が透ける。

 

 

豊かにさえなれば上手くいく。

自由にさえなれば上手くいく。

便利にさえなれば上手くいく。

 

そんな幻想、なかったのだ。

 

いや、正確に言えば昔もなかったはず。

ただ幻想を追うことで動機付けられた。

そんな側面はあったと思う。

 

対して今はどうだ。

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成長するのが楽しいぞ!!!

今の自分を肯定しよう!!!

好きを仕事にしよう!!!

仕事は手段でしかない!!!

学歴なんていらない!!!

とりあえず大学は行っとけ!!!

やりたいことを貫け!!!

会社の言うことを聞け!!!

 

数多くの成功者は俺が私が正しいと

言わんばかりの顔をしている。

 

そんな顔が見えてしまう情報社会。

そんな話を聞いて迷子になる。

 

そして迷子の若者に次々に襲い掛かる。

「ほら、こっちきなよ」

「いや、こっちだよ」

 

もう無理だと涙を流す。

「最近の若者はメンタルが(ry」

 

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そう、1つの正解が存在しないのだ。

全員に認められることが不可能なのだ。

 

やりたいことを発信してみる。

そして出る杭は打たれる。

クソリプが飛んでくる。

 

SNSを見てみる。

友人のinstaには100いいねがついている。

自分のinstaは10いいねしかついていない。

 

開きすぎているこの世の中で、

自由過ぎるこの世の中で、

自我を保つのは難しいのかもしれない。

 

 

 

2.これからのSNSに求められるもの

 

分かった。今の時代、解が無数にあるのだ。

少しポジティブに考えてみよう。

 

無数のヒーロー

そんなコンセプトを設計してみる。

 

 

例えば、100人中99人がAと答える問いに、

1人だけBと答えていたとする。

 

自分は間違いっているのではと不安になる。

 

そんな時目の前のインフルエンサーが、

私はBだと思うよ!って言っている。

 

その瞬間、何だか救われた気持ちになる。

自分の出した答えは間違いじゃなかった!

そうやって少しずつ自己を肯定していく。

 

こうして、似た世界観の人と繋がれる。

自分にとってのヒーローが現れる。

自己投影を通して自分を肯定する。

 

 

100倍多様な生き方が求められる社会。

その勢いは留まることを知らない。

 

でも100倍の人と繋がれる社会だ。

色んな人の価値観に触れることで、

きっと自分に正義にたどり着くはず。

 

別にインフルエンサーじゃなくていい。

あなたと同じ価値観で堂々と生きてるよ。

それだけでヒーローになれるのだ。

 

そして誰かのヒーローにとってのファンも、

きっとヒーロー的な存在に違いない。

 

そうやって相互承認を満たしていく。

少しずつ孤独が癒えていく。

微かな希望を持てるようになっていく。

 

もしかしたらそこから派生して、 

その集まりでコミュニティが形成され、

小さな経済圏が形成されるかもしれない。

 

そんな青写真を描いているからこそ、

僕はメディアの可能性に賭けてみたい。

感じたリアルを発信していきたい。

発信できる場を作っていきたい。

 

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負を力に変えていく。

リアリティを発信する。

ルールばっか守っててもダメ。

 

中々伝わらない僕の3つの正義を、

塩谷さんは持っていた。

 

それだけで救われた気がした。

それだけで殻を破れた気がした。

 

 

一見当たり前のことかもしれない。

 

でもきっと箕輪さんや田端さんなどに

全く同じことを言われても響かなかった。

(決めつけは良くないですが)

 

言葉では伝えられない繊細な感覚だけど、

この感覚だけには自信がある。