ぴょんすのくせに

ぴょんすのくせに、色々しゃべります。

僕はつまらない人間だ。

こんにちは、つまらない人間です。

どうもどうも。

 

 

僕って本当に面白くないんですよ。

 

話したことある人は分かると思います。

 

中学校のときに友達が居なかったせいで、

笑いのツボとかが全然掴めない。

 

 

大体、大勢の前でしゃべるとスベるし、

男なのに一発芸の1つも持ってません。

 

 

まあそんなことは置いておいて。

最近困ってるんですよ。

 

 

やっぱり人に価値を届けるためには

”面白い”っていうキーワードが重要で、

でも面白さって人それぞれの主観だから、

全然議論が進まない。

 

 

面白いコンテンツを考えるための会議は、

 

「これ主観なんだけど。」

「個人的にはさあ。」

 

という枕詞(違うか)が繰り返されます。

 

 

当然、議論が進むわけもなく、

人それぞれの域を抜け出せないまま、

会議の時間は伸びていく一方。

 

 

反応が確認できるメディアならともかく、

とりあえず「やってみよう」が通用しない

単発のイベントだと、この問題は深刻です。

 

 

という訳で、本日の本テーマは、

 

 

面白いとは何か

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という形で送らせていただきます。

 

まず、世の中の面白いは大抵4つに

分類することが出来ます。

 

1つ1つ紹介しますね。

 

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1.予測不能・新規性型

 

・漫才のオチ「えー!笑」

・奇抜な広告「なんだこれ笑」

・野球の大逆転「まさか笑」

・変顔や一発芸「(普段と違う笑)」

 

1つ目は所謂面白いの王道です。

要するに「普通じゃないこと」。

 

 

物事って予測できないから面白いんです。

 

負けてるチームを応援したくなったり、

普段地味な奴が急に変顔したり、

考えられないようなことが書いてあったり、

 

そんな瞬間に人の心は踊ります。

 

 

就職活動のときに、

思わず目に留まったのがこの広告。

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 いや、できない人募集って何やねん!?

 

 

まんまと策にハマってしまった僕は、

気付いたらオフィスに向かっていました。

 

 

一方で、この手法が安売り

されている現実もあります。

 

 

よくよく見かける広告が、

 

「寝てるだけで毎日1万円稼げる」

「偏差値35から65になった勉強法」

 

と、事実を歪曲してまで、

「普通じゃない」を作り出しています。

 

こういうセールスだけを目的とした、

偽りのコピーライティングのせいで、

本当に価値あるものが伝わらないのは、

残念な事実だと思いますね。

 

 

 

 

2.既知の強化

 

・友人のモノマネ「似てるー笑」

自己啓発本「あー、めっっちゃいい!!」

・知識の統合「そういうことか!!」

 

2つ目はつまり、

自分の知識と何かが結びついたときです。

 

 

さしこの本を読んで面白いのも、

僕の日々考えていること理想形を、

指原莉乃が体現していたから。

 

内容自体が面白い訳ではないんです。

 

自分の深層心理のアイデンティティが、

本によって認められた快感を

面白いと錯覚しているだけ。

 

 

友人モノマネやあるあるトーク

自己の知識が復元されただけに過ぎません。

 

 

それを突き詰めると勉強もそう。

面白いのって、教科教育そのものじゃなく、

それが日常と結びついたとき。

 

 

まとめて、知の結びつきですね。

 

 

 

3.変化・成長

 

・成長すること(やっとできた!)

RPG(レベルが上がった!)

 

3つ目は、状態が変わることです。

 

 

単純に練習や勉強ってつまらない。

でも結果が出たら嬉しい。

 

RPGのレベル上げなんてもっての他です。

作業的には工場バイトのような単純作業。

 

でも人はハマってしまいます。

 

 

それは変化があるからなんです。

 

 

恋愛がマンネリ化するのも、

サークルでのスポーツに飽きるのも、

全て変化がないから。

 

 

人の成長を見るのが楽しいのは、

変化を見届けられるから。

 

 

安定が欲しいって人だって、

y=xみたいな安定じゃなく、

y=1みたいな安定だったら、

すぐに面白くなくなりますよ笑。

 

 

4.優越性

 

・くずツイート(わろたw)

・自虐ネタ(わろたw)

・いじり(わろたw)

 

4つ目は優越性です。

 

人は、自分を肯定したい生き物です。

人は、他人の失敗に敏感です。

人は、完璧な人は嫌いです。

 

〇失敗ツイート

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〇普通のツイート

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まあこんな感じで、

くずっぽいツイートが伸びるわけです。

 

 

絶望の起床。

落胆。

何もしたくない。

 

こんなツイートが伸びます。

 

 

球技が下手だったり。

自虐ネタを話していたり。

いじられた人がリアクションを取ったり。

 

そんなことで笑いが起きます。

 

 

そう、認めましょう。

人は他人の失敗が好きなんですよ。

 

*某納会でカンペの利用が盛り上がったのも

 この現象だと理解しました。

 

 

別に他人を陥れたいとかじゃない。

他人を見下している訳でもない。

ただ深層心理自分を肯定したいだけ。

出来ない自分を許す理由が欲しいだけ。

 

もっと言えば、

短所を認め合って笑い合える世界を

作りたいといえば、収まりがよいでしょう。

 

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以上が4つです。

 

 

少しづつ、面白いの正体が、

分かった気がしましたね(気のせいかも)。

 

 

 

まあこんな話なら、

納得するだけで終わってしまうので、

どうやったら面白くなれるか考えます。

 

 

上記を踏まえると、

面白いという価値を届けるのは、

以下の3つです。

 

 

今回は失敗を笑いに変える方向性は

さすがにナシとしました笑。

 

 

1.常識を覆すイノベーター

常に新しいものを求め、

クリエイティブな体験を創生。

 

2.知を与えるティ―チャー

常に学び続け、その場に適した

知を提供し、知的好奇心を擽る。

 

3.変化を導くサポーター

人の成長に寄り添い、

変化の出現を導く。

 

 

 

これならば、個人の特性に合わせて、

”面白い”という体験を創出することが

出来るのではないでしょうか!

 

 

ビジネスになぞらえるならば、

 

 

1で顧客の注意を惹き、

2で快感を与えファンになり、

3で価値を生み出してもらう。

 

とセットになるかもしれません。

 

具体的な手法の検討など、

まだまだ書き足りないのですが、

今日はこの辺で。

 

 

普段の僕はこんなことを考えています笑。

 

 

次回は、

 

自分の頭で考えろという罠

 

について書くと思います。

さすがにこの速度での更新はしません。

 

 

本文について思うことがあったら、

遠慮なくコメントしてください!

 

 

そのためにブログを書いているし、

そこでさらに知見が増えるのは

嬉しいことなので!

 

 

ではでは、ありがとうございました!!